行き当たりばったりのアクシデントを楽しむ方法

昨夜は大阪駅前第3ビルの大阪産業大学・梅田サテライトで知研関西の4月セミナー

古い知り合いの前原さんに「行き当たりばったりのアクシデントを楽しむ方法」というタイトルでセミナーをしていただきました。世界中をバイクでツーリングされているのですが年末から年初にかけて南米をまわられた話をしていただきました。

アルゼンチンに向かう長距離バスの中、車内ではビンゴゲームが行われていました。でも流れるのはスペイン語の数字。 隣の英語がしゃべれる乗客にスペイン語の数字を教えてもらいながら一列空いたところで「ビンゴ」宣言すると「一列しかあいてない」と叱られてしまいました。

長距離バスのアルゼンチンでは全部穴があかないと「ビンゴ」となならいそうです。日本の常識は世界には通じないんですなあ。

セミナー後は居酒屋で交流会を開催。家に帰ったら23:30でしたが、朝は5時に起きて三重へ。眠たかった!

→ 行き当たりばったりのアクシデントを楽しむ方法

イケメン社長の飲食店経営術

昨日は夕方から梅田へ出て知研関西セミナーを開催。講師は大阪、東京などで10店舗の飲食店経営をされているワイズクルー・コーポレーションの山川代表。37歳のイケメン社長です。東京では美川憲一サンの「鉄板焼 みかわ」もプロデュースされています。

飲食店は激戦地で大阪では年間5,500もの飲食店が誕生しながら、7,000店が閉店しています。3年もつ店がわずか20%で、ほとんどは半年もちません。

そのような居酒屋業界で1店舗目のみならず多店舗で成功するノウハウを教えていただきました。そんな山川社長も最初の店はうまくいきましたが、チャンスだと飛びついた多店舗展開でビジネスパートナーに夜逃げされ、その債務処理に当ったり、またマーケット調査が十分でなく2店舗つぶしたりといろいろな経験をされました。しかし失敗経験から多くを学び、成功するための方程式を編み出していきます。

今回の不況でも、たくさんのサラリーマンに山川社長が聞きまくると小遣いが3万円から1万8千円へ激減していることがわかりました。つまり客単価を下げないとお店に来てもらえません。そこでいち早く全品280円の居酒屋に模様替えするなど着々と手を打たれています。飲食店経営に的をしぼったセミナーでしたが、全業態に応用できるセミナーでした。

1997年のページを作成する

今日は仕事もなく、一日空いたので、これ幸いと知的生産の技術研究会1997年のページを作成。この年はちょうど10周年を迎えた時でした。会場の写真を見ると昔、中之島にあった大阪府立文化情報センターや土佐堀のYMCA会館が多いですね。

人のことは言えませんが、皆さん若いですなあ。今から10年以上も前ですからねえ。

当時はApple社から出ていたQuickTake150というデジカメを使っていた時期です。今と違って大きく弁当箱のようなデジカメでした。

夕方には雨の中、隣の八尾お湯場へ。今日の替わり湯は「ワイン」でした。雨音の中、露天風呂に入るのも、なかなかオツですなあ。

→ 知的生産の技術研究会・関西 活動記録(1997年)

1987年から始めたので、あと9年分のページを作らないと、ハァー。

町工場のおっちゃんの人工衛星が宇宙へ

知的生産の技術研究会・関西で2003年に株式会社アオキの青木社長に衛星のお話を伺いましたが、発想がユニークでしたね。

東大阪から人工衛星

民間の人工衛星ですのでビジネス展開を考えています。例えばスポンサーに衛星の制御権を与え、スポンサー企業はCMで「1月22日午後21時ちょ うどに西の空に流れ星が流れます。提供は○○です。ぜひ3度お祈りしてください。」と宣伝します。あとは人工衛星を時間通りに制御するだけで、流れ星を作 ることができます。

最初はロケットを作ろうと大学の先生に相談に行ったら、「そんなん大手の下請けになるだけやから、やめとき」と言われ、「ほな衛星でいこか」で衛星になりました。

中小企業の町である「東大阪」も不況や後継者不足などから事業所が減っています。夢のある産業を作って、若者たちに製造業に戻ってきてほしいからスタートしたイベントです。町工場の「おっちゃん」達の衛星がいよいよ打ち上げです。

ヨドバシカメラ梅田

水曜日、大学の講義が終わった後に梅田へ

■ヨドバシカメラ梅田
知的生産の技術研究会・関西のセミナーまでには時間があったので、久しぶりにヨドバシカメラ・梅田をのぞいてみました。しばらく行かない間にけっこう陳列が変わっていました。

1階にパソコンコーナーがあったのですが、携帯電話や家電コーナーになっていました。その代わり、地下2階が出来ており、プリンター関係や消耗品などの売り場は地下2階へ移動していました。

パソコン関係は全部地下1階に集めてしまったんですね。話題のネットブック(5万円パソコン)コーナーもしっかり出来ていました。

■旭屋書店
旭屋書店へ寄ると、各階にあったレジが1、3、4、7階だけのレジに変わっており、本を持って会談をウロウロすることに。

■知的生産の技術研究会・関西
時間がきたので大阪駅前第3ビルの梅田サテライトへ

講師はこないだ「あきないえーど」の「Web屋のための起業塾」でご一緒したキネトスコープ社代表の廣瀬さんです。独立するまでの波乱万丈の人生やMebicなどで行った映像のお仕事のお話をしていただきました。

終わったら例の如く、飲み会です。

>> 学歴やキャリアがなくても出来る独立の秘密

アイデアを売れるカタチにする方法

火曜日は知的生産の技術研究会のセミナー

「他では商品化できないアイデアをカタチにする会社」カンミ堂の末永社長に商品開発の苦労話などをうかがいました。

苦労の末、企業向けノベルティグッズで成功しましたが、ノベルティを企業に採用してもらう極意は、お客さんが消費者と認識することです。そこでカンミ堂では市販に力をいれています。お客さんが欲しいと思うものでなければノベルティとして採用されません。

結果的に企業の販促担当者から声がかかり、営業しなくてもよいビジネスモデルを作り上げています。ヒント満載のセミナーでした。

9月セミナーの様子

のんびり山陰本線で行こう!

木曜日は知的生産の技術研究会・関西のセミナー。毎年8月は野村正樹先生の納涼セミナーです。

今回は「幸せな生き方探しの旅 のんびり山陰本線で行こう!」というタイトルでした。もちろん鉄道の話もありましたが、そこは野村先生ですので、無理やり(笑)ビジネスの世界に結び付けます。

会社にあって日のあたる山陽本線を行こうが、出世街道からはずれて山陰本線を行こうが、終着点は同じです。

松本清張など鉄道にまつわる文化人の話は面白かったですね。
会場には「のんびり山陰本線で行こう!」の出版社である東洋経済新報社の方も来られ、本の紹介をしていただきました。セミナー終了後は恒例の交流会です。

コマーシャライザーで1分間CMを作る

リクルートから「コマーシャライザー」というサービスが始まっています。

写真を10枚アップして、キャッチコピーを入れると簡単にCMを作ってくれるというものです。さっそく、世話役をやっている社外勉強会のCMを作ってみました。

→ 知的生産の技術研究会・関西のCM(1分間)

知研関西20周年セミナーの開催前に「Life with PhotoCinema」で「知研関西20周年の歩み」という7分間の動画を作りましたが、あれとよく似ていますね。「コマーシャライザー」はウェブで作れるようになっています。

▼「知研関西20周年の歩み」は下記でご覧いただけます。ちょっと長いです。(笑)

→ 知研関西20周年セミナー

ワイドショーのプロデューサーとして学んだこと

昨日は月1回開催している知的生産の技術研究会・関西 7月セミナーでした。

講演タイトルは「リーダーシップ」、副題はワイドショーのプロデューサーとして学んだことです。元朝日放送プロデューサーの正賀氏にお話いただきました。

朝から情報系ワイドショーが流れるのは今では普通の光景ですが日本一早朝の情報系ワイドショーを創設したのが正賀氏です。「おはようコールABC」になっていますが、以前は「おはよう6」という番組でした。

番組を始めるに当たって朝日放送の社員だけでは番組がまわりませんので、外からディレクタを集め、チームを作ります。皆が気持ちよく仕事ができるために心を配りますが、組織ですので叱り褒めなければなりません。その奥義を教えていただきました。

早朝は視聴率も測れないほどの時間帯でしたが、視聴者にフィットした内容の番組を作り上げ、どんどん視聴率が向上。とんでもない数字になってしまいました。

話は脱線し、テレビ業界の裏話まで飛び出しました!オフレコの話でしたが、こっちが面白かったですね。

→ 7月セミナーの様子

梅棹忠夫先生の米寿を祝う会

千里中央の千里阪急ホテルへ

「梅棹忠夫先生の米寿を祝う会」に参加。

最初は「梅棹忠夫の世界」というシンポジウムです。石毛直道先生などパネリストから文明の生態史観、情報産業論などが紹介され、それに対し梅棹先生がコメントされていました。ほんまに何十年も前に現在のサービス産業化を予言していたんですから、すごいですね。

さて、その後はパーティです。知的生産の技術研究会からは八木会長、久恒理事長、秋田事務局長、大阪からは諏訪さん、溝江さんが参加されていました。シンポジウムでも「知的生産の技術」が話題になっていましたが133万部も売れ、今も刷られています。

パーティを見渡すと、そうそうたるメンバーが参加されていましたね。大阪であった文化勲章授賞式記念パーティでは小松左京氏や本田勝一氏などを見かけましたが今回はいらっしゃってなかったようです。

会場には梅棹先生の名前の入った純米吟醸が置かれていました。