尼崎城

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    京都橘大学の講義が午前中だけでしたので午後は尼崎へ行ってきました。 

    尼崎は阪神工業地帯に位置する工業地帯で工場萌えの世界ですが、江戸時代は城下町でした。 

    尼崎城があったのは阪神尼崎駅のすぐ近くに。遺構は何も残っておらず模擬城壁があるだけです。尼崎駅のホーム下を川を流れていますが、これが三の丸の外を流れていた堀。本丸には四重の天守閣が建っていました。 

    沖からみると城全体が海に浮かんでいるように見えたそうで、「琴浦城」の名称もついています。 

    城跡近くに契沖生誕地の碑がありました。日本史で学んだ僧・契沖でしたが尼崎出身だったんですね。

KDDIウェブコミュニケーションズ 大阪オフィス開設

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    KDDI ウェブコミュニケーションズという長たらしい名前の会社が大阪オフィスを開設し。本日はそのレセプションが本町で行われたので行ってきました。無料で使えるホームページ作成サービスであるJimdoや有料版のみんビズ(みんなのビジネスオンライン)などを提供している会社です。 

    19:30開始だったので、開場前に行くと既に飲んでいる人ばかり。こりゃ、乗り遅れたはダメだとビールを飲み終わったところで、19:30、挨拶&乾杯が始まりました。乾杯の時には空のグラス。(笑) 

    なかなか不思議な会で、KDDI ウェブコミュニケーションの業務内容などの説明はなく、コワーキングを運営している人の紹介やIT支援などをしている団体などの紹介が所々でありました。コワーキングというのはレンタルオフィスなどと違って、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイル。都会ではけっこう流行っていてIT系のビジネスを行っている事業者などがよく使っています。 

    結局、なんの会だったのかよく理解しないまま飲んで帰ってきました(笑)

女性起業家向け助成金

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    ひょうご産業活性化センターでは今年度はじめて女性起業家向け助成金の募集をしています。締切は今日の午後4時。 

    今日がギリギリなんですが、朝一番の窓口相談は応募書類のブラッシュアップ。何回か相談に来られている創業者で、応募書類はほぼ出来上がっています。最終確認をして最後の細かいところを指摘。今から直しますと持ち帰られ、終了間際に事務局に提出に来られていました。間に合ったよかった。 

    助成金の事務局は別セクションの一番奥にあるのですが、窓口相談の座席に座っているとエレベーターがつくたびに応募書類を持った女性が次から次へと通過していきます。相当に競争率が高そうですね。ですが今日は女性だらけで、なかなか華やかな一日でした。

中小企業円滑化法のその後

sindan201306.jpg三重県中小企業診断協会の企業診断研究会に参加してきました。場所は津駅前にあるアスト津。

講師は井上経営コンサルタント事務所・所長の井上先生です。

中小企業金融円滑化法が2回にわたり延長されましたが、2013年3月末で終了。中小企業支援を行う受け皿として経営革新等認定支援機関や経営改善センターなど新しいスキームがスタートしています。そんな金融情勢を取り巻くなかで銀行の内情がどうなっているかのお話です。

■金融庁の検査以外に日銀も検査に入る
銀行には金融庁から検査が入ります。例えば7月に検査が入るとなると、事前に銀行に対し5月末を基準日として自己査定しておきなさいと通知があります。貸付金などの債務者区分をきちんとしているかチェックしますが、基準日は修正が可能な未来の日ではなく過去の日付が指定されます。この準備作業が銀行にとって大変な作業。また金融監督庁だけでなく日銀の当座預金があると日銀考査が入ります。

問題が少ないと2~3年に1回程度、国が資本注入しているような銀行には毎年、検査が入ります。

■再生支援協議会の活用
銀行が再生支援協議会に持ち込む案件は破綻懸念先(債務者区分)が多くなります。破綻先、実質破綻先(ジッパと呼びます)の場合、既に破綻しており、銀行としてもなんともしようがありません。破綻懸念先を事業再生して要注意先に格上げできないか再生支援協議会に持ち込みます。うまく要注意先に格上げされると銀行が積まないいけない貸倒引当金の額を減らすことができ、自己資本が増えるメリットがあります。

夕刊フジに掲載

夕刊フジ 熟年起業
知り合いが夕刊フジで「熟年起業」というコーナーを連載さしているんですが、「活用したい都道府県等中小企業支援センター」というタイトルで取り上げていただきました。
なんせ三重、名古屋市、兵庫で窓口相談ばかりやってますもので(笑)
実際、定年になってから起業相談に来る方は少なく40代後半から50代で自分のやりたいことで起業したいという方が多いですね。本日(6月5日)の夕刊フジです。津駅の売店で買ってきました。

萬金丹 おじゃマップ

伊勢の企業さんへ専門家派遣で行っていたのですが伊勢市役所でバッタリ会ったのが伊勢くすり本舗の加藤さん。 

伊勢くすり本舗さんは、おかげ横丁の屋台で萬金丹(胃腸薬 600年の歴史があります)や萬金飴を売っています。先日、フジテレビのおじゃマップという番組(香取慎吾と山崎弘也が各地を訪ねる番組)の取材がおかげ横丁を舞台にあり、食べ過ぎを解消するために萬金丹を買いに来られたそうです。 

大阪や東京では,今週水曜に放映があり翌日、メールや電話がけっこうあったそうです。。テレビの効果は大きいですね。 

ただ、三重では放映が1週間遅れなので、本人はまだ見ていないそうです。やっぱり三重は田舎だなあ。
▼伊勢くすり本舗
http://www.mankintan.net/

中小企業白書説明会

sougou201305.jpg地下鉄中央線でコスモスクエア駅へ出て、インテックス大阪の中小企業総合展へ行ってきました。 

以前の中小企業総合展は集客がいまいちで、閑散としていたんですが今回は初日から来場者が多かったですね。また出展企業も多く、一通り見てまわるだけで疲れました。IT系はウェブカメラを使った防犯システムなどが多かったです。 

昼から地下鉄で天満橋駅へ出て大阪府合同庁舎へ。中小企業白書説明会に参加してきました。こちらも満席。2013年版が50回目になります。面白かったのが新事業展開に関する調査。 

ずっと同じビジネスでは市場環境が変わるとジリ貧になってしまいます。常に新規事業展開を考えていかなければなりませんが、これがやる企業とやらない企業に2極分化しています。 

やらない企業では「有望な事業の見極めが困難」が理由の第一位。ところが新規事業を行う企業はこの理由を課題とは思っていません。自社の強みを分析、他社の研究をし、市場調査の収集・分析、支援機関等で相談と、自社でできることは事前にやって課題をクリアしています。要はやる気になれば、できるということで当たり前のことをやっていない企業が多いということですね。 

名古屋市桑名区

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    まず最初に断っておくと名古屋に桑名区はありません。 

    昨日、桑名市郊外にある大山田団地から名古屋へ通勤している人と話をしていたんですが、近くを東名阪が走っているので団地から名古屋の栄と名古屋駅へ向かう高速バスが出ているそうです。本数はなんと名古屋地下鉄よりも多く、ラッシュ時には1時間に40本も走っています。最終バスは23:45まであります。 

    愛知県のすぐ隣にある桑名市へは近鉄やJRで20分ほどですが、団地の住人が使うのは高速バス。また買い物はバスで名古屋か、桑名郊外にあるマイカルになります。駅近くの商店街などへ団地の住人は行きません。 

    桑名市は三重県内では珍しく人口が増えている土地なんですが、地元の商業には波及がありません。商圏としては完全に名古屋市になります。ですので名古屋市桑名区。岐阜駅前の百貨店がなくなったように交通の便がよいのも考えものですね。 

    ※名古屋市に桑名区はありませんが桑名町はあります。織田家の本拠地だった清州に桑名から移り住んで、できた町が家康による名古屋移転で町ごと移ってきたようです。他にも長島町、伊勢町があります。

四支援機関連携会議

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    愛知県、岐阜県、三重県、名古屋市の各中小企業支援センターのマネージャが集まっての会議。もう23回目になります。第一回目から出ているのも私だけになってしまいました。 

    幹事が持ち回りになっており、今回の幹事は岐阜県。JR東海道線の西岐阜駅から小さなバスに乗って県民ふれあい会館にある 岐阜県産業経済振興センターへ行ってきました。岐阜県は車社会なので、公共交通機関について、あまり考えていません。西岐阜駅から出ているバスも1時間に1本程度。駅から歩くと20分以上かかります。 

    岐阜県産業経済振興センターは10階にあり、濃尾平野が一望できます。目の前にあるのが金華山。織田信長の岐阜嬢があるところです。 

    会議の後は懇親会。名鉄岐阜駅近くにある日本海庄屋で飲んできました。岐阜駅前もビルとビルを結ぶ廊下ができ、便利になっています。

おもしろい商品は売れ続ける

cocoa201305.jpg昨日は30円にこだわるコドモ菓子専門メーカー・ オリオン株式会社の高岡企画部長に「おもしろい商品は売れ続ける~ロングセラーは笑いを取れ~」というタイトルでセミナーをしていただきました。 

■ココアシガレット 
昭和27年、タバコのPeaceがデザインを変更し、紺色がピースコンと名づけられました。大人のマネをしたいのが子供。そこで発売されたのがココアシガレットです。ピースコンの色になっています。 

これがいまだに続くロングセラー商品になりました。一度、20円から30円に値上げする時にパッケージデザインをキャラクターに変えましたが、全然売れずに、結局元に戻しました。 

■ミニコーラ 
昔の缶ジュースと言えば、缶切り機がついていて缶の2ケ所を開けて飲むものでした。そこに登場したのがプルトップ。指で缶ジュースが開けるようになります。100円札がなくなり100円玉になった頃、ジュースの自動販売機が町に設置されます。 

子供の小遣いでジュースを買えません。そこで発売したのが缶の形をしたミニコーラ。売れましたのが、そこに届いたのが警告文。世界最大の飲料メーカーとの仁義なき戦いが始まりました。ここは「仁義なき戦い」のビデオで説明がありました。他にもクレヨンしんちゃんのチョコビ騒動もありました。

昔、懐かしい駄菓子屋さんの風景や製造工程についても見せていただきました。なんと30円の駄菓子を作る製造機械が1億5000万円!