徐福の里 新宮へ

紀伊長島、尾鷲の企業へ寄ってから新宮へ。

17時過ぎに新宮に着きましたので、まずは熊野速玉神社へ。末社には八咫烏(やたがらす)の神社もありJリーグの聖地ですね。

すぐ近くにある尾崎酒造に寄ると、店はまだ開いていて、せっかくなのでお酒を送ることに。サービスにワンカップをもらったので、ホテルで飲んでいます。(笑)

夜、新宮商工会議所で「勝ち残るネットショップセミナー」を開催。皆さん、夜遅くまで熱心ですね。終わってから参加者や経営指導員の方とすぐ近くの居酒屋へ。皆さん、車で来られていますので申し訳ないですが、一人でビールや地酒を飲んでおりました。ありがとうございます!

熊野では遅くまで開いている店を探すのに苦労しましたが、さすがに新宮は大きな町ですね。けっこう遅くまで店が開いています。

そして神戸

近鉄と阪神が相互乗り入れをこの春から始めましたが、遅まきながら初めて神戸まで乗りました。

難波から地下を西九条まで走り、西九条から地上へ出て阪神線を三宮まで走ります。難波ー尼崎間は各駅停車になりますので20分ほど走りますがキタまわりよりも早いですね。。尼崎から甲子園、西宮、芦屋などに停車して三宮へ。三宮駅で降りて、久しぶりにジュンク堂へ。センター街にあり、ここがジュンク堂発祥の地です。

そのまま商店街を元町まで歩いて、南京町へ。久しぶりの中華街ですが、平日にもかかわらず人が多かったですね。修学旅行生もいました。せっかくなのでお昼を食べましたが、塩ラーメンがなかなかいけました。

今日は神戸市産業振興センターでイノベーションパートナーシップ事業のセミナー。楽天に出店している長田にあるお店の話で、内容はとっても具体的で面白かったです。

ちちんぷいぷい

お昼に、支援センター近くの食堂で「冷やオロシそば」を食べていると携帯に電話が

「毎日放送ですが、今いいですか?」
「すいません、今、おソバを食べている最中なので10分後ぐらいに電話してもらえませんか」
「はい、分かりました」

珍しくテレビ局からの電話です。ご飯を食べ終わってしばらくすると電話がかかってきました。また毎日放送の「ちちんぷいぷい」でした。

前回は30分ほどしゃべってボツになったなあ。(笑)今回はおいしくなければ返金するロッテリアの絶妙ハンバーガーの関係のようで、だいぶ前に書いた「ノーと言わないノードストローム」にからめての取材でした。

今回は短くて10分ほどの電話取材でした。最後にFAX番号を教えてくださいというので教えると謝礼の振込票が届きました。
「えっ、謝礼が出るんだ!」

ということは番組で流れたのかなあ。以前にクイズ番組から取材があった時もなかったのに毎日放送さん太っ腹ですなあ。

中小企業診断士・理論研修

朝、大阪から津の支援センターへ

土曜だし支援センターには誰もいないかなと思ったら2名ほどが仕事で出ていました。鍵を開けなくてよかったのでラッキーでした。

 

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なんで津へ来ているかと言えば、中小企業診断士の理論研修日で、中小企業診断士の資格維持のために年に1回受けないといけません。研修委員をやっておりますので、準備のために支援センターへ向かいました。

中小企業診断協会・三重県支部は三重県産業支援センターに間借りしていますので、研修資料は支援センターに準備してあります。今回の受講生は100名ぐらいですので、段ボール4箱分。冊子ばかりなので、けっこう重いですね。台車に積み込んで、中央会が出してくれた車に乗せて、津駅前のアスト津へ。

会場設営、受付、研修、あとかたずけをして、大阪へ帰ってきました。

伊勢うどん定食

昼から伊勢へ

 

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伊勢神宮・外宮に近い近鉄・宇治山田駅を出て陸橋を渡ると箕曲松原神社があります。古い神社で1000年前の古文書にも載っている伊勢の神さんです。神殿は伊勢神宮と同じ神明造りになっています。この神社の境内は猫が多く、この間まで子猫が4匹いて、顔を見るとニャーと鳴いていました。今日は散歩にでも出かけたのか見かけなかったですね。

 

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箕曲松原神社の目の前にあるのが「ちとせ」という伊勢うどんがメインの食堂。「ちとせ」に入ると、いつも伊勢うどん定食(700円)を頼んでいます。伊勢うどん+ご飯+一皿のセットになっていて、炭水化物ばかり(笑)

 

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昼間は混んでいるのですが13時頃に行くとすいています。すぐ近くの伊勢商工会議所へ寄って大阪へ戻ってきました。

千客万来

朝から三重県産業支援センターへ

午前、午後とも相談予定が入っていないので、たまっていた報告書作成やセミナー企画を今日はやろうと、とりかかっていたら

受付「水谷さん、相談者が来られているのですがいいですか?」
「はい、対応します」

ということで面談すると1年ぐらい前に相談された人でした。あれから状況が変わったので、その報告がてらの相談。

ようやく終わり、また事務作業にとりかかっていると
受付から「水谷さん!」
「はいはい」

というわけで、今日は入れ替わり立ち替わり相談者が来られ、千客万来でした。
というわけで事務作業は全然進まず。うーん、いつやろかなあ。

朔日餅

三重EC実践塾というネットショップ勉強会の熱い議論の後、津の実家へ行くと赤福の朔日餅が。

すでに封は開いていて一つだけ残っていました。(笑)

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朔日餅というのは伊勢・内宮の「おかげ横丁」で、毎月1日の早朝のみ赤福本店で売られるお餅です。今日は9月1日だったんですね。9月の朔日餅は「萩の餅」で、開けると「おはぎ」でした、ラベルには穐(あき)と書かれています。餡の甘さがひけめで、おいしかったですね。

販売は早朝ですが熱心なファンがいて、いつも長蛇の列です。って見たことはありません。(笑)赤福だけでなく、いろいろなお店が早朝から開けています。

かまぼこの老舗である若松屋さんも開けていて、社長に聞いたら午前2時から店で作って売っているそうです。すごいイベントですねえ。

♪桑町、茅町、広小路

忍者の里、伊賀へ

近鉄、伊賀神戸駅で降りて2両編成の伊賀鉄道に乗り換えます。単線をのんびり伊賀へ進んでいきますが、このルートは大海人皇子が名張から伊賀へ抜けた道です。途中に丸山という駅があり、単線なのでここで電車が行き違いをします。駅の近くに丸山城跡があり、織田信雄が造った城で「天正伊賀の乱」の原因となりました。訪れる人もいるようで、駅の名所案内に地図が貼ってありました。いつかは行ってみたいと思いながら、今日も車窓から丸山城のある山を見るだけです。

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ちょうど稲刈りが始まった田園地帯を抜けて、広小路駅に着きました。西岡たかしが歌った名曲「上野市(うえのまち)」の舞台です。
♪桑町、茅町、広小路~もすこし揺られて上野市(うえのまち)♪

YouTubeで探したら「上野市」がアップされていました。

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広小路駅から少し歩いて車阪商店街のお店をまわってきました。ここらへんは鍵谷の辻の仇討があった頃からそのままに残っています。上野の町を歩きまわり、帰りは桑町駅から帰ってきました。

事業仕分け

知的生産の技術研究会の八木会長から構想日本が大阪市の事業仕分けをやるよと案内をもらい、出かけてきました。

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場所は天王寺にある大阪市職員人材開発センター。事業仕分けというのは「公務員の数は仕事の有無にかかわりなく一定の割合で増加する」というパーキンソンの法則がありますが、本当にその事業を公務員がやる必要があるのかどうか外部委員が検討する作業です。

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受付で分厚い冊子をもらって7階の講堂に入ると、ちょうど市役所の担当が事業の説明をしているところでした。説明は5分で、そのあと質疑応答が20分あります。委員は他の市町村や市民などで構成されており、けっこうマクロ的視点から質問し、面白かったですね。

最後に各委員から、事業を辞めるべきか、民間委託するか、市役所でやっていくか結論を出します。最終結論ではなく、提言になっています。事業仕分けは2002年から始まり37自治体で行われています。議論仕分けをしているところを公開し誰もが議論を聞けるというのが一番で、霞が関は最後まで公開に抵抗したそうです。

今日は大阪市の44事業の事業仕分けが4つの会場で行われていました。最初に入ったのは広い講堂でしたが、聴衆は30名ほどでした。次に小さな会議室に行ってみると狭い会議室が聴衆でぎっしり。議論されたいた事業は「防潮堤等の管理」でした。議論を聞いていたらビックリ。鉄扉のメンテナンスを行うのですが、何トンもある鉄扉を取り外し、工場に運んでペンキを塗り替えるのを公務員が行っていました。大阪市港湾局の職員は800人もいるそうです。

なんで、そんな仕事を公務員がと思っていたら、委員の意見も完全民営化、民間委託が大勢でした。そら、そうでしょうね。さて終わって休憩になったので、会議室をぞろぞろ出ていく人を見るとほとんど私服なんですが、グループが多いですね。会話を聞いていると大阪市職員で、関係部署かどうかは知りませんがやっぱり気になるようです。(笑)

分厚い冊子には議論となる事業が紹介されていましたが、各商店に専門家を無料で10回も派遣する事業もありました。こんなんやっていたんですね。黒板に貼り出されていた速報を見ていたら事業廃止になっていました。

知の現場

昨日は知的生産の技術研究会・関西のセミナー。
講師は作家の野村正樹先生です。

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毎年、8月になると野村先生のセミナーを開催しており、すっかり納涼セミナーとして定着しています。今年も講演を依頼する前に6月ぐらいに、「8月はこの日とこの日tが空いているよ」と連絡がありました。(笑)

最近は鉄度の話が多かったので、今回は知研らしく高尚なお話を。的生産の技術研究会から11月に「知の現場」という新しい本が出るのですが、寺島実郎氏、勝間和代さんなど著名人に対して取材した内容をまとめた本です。

野村先生へも取材申込があったのですが、取材を中心とした顛末の話をしていただきました。心配だったのか版元である洋経済新報社の編集者も参加されていました。この方、前回も参加されていてテツです。そして結局、最後は鉄道の話になってしまいました。(笑)

セミナー後はいつもの交流会。前に座ったABC放送のアナウンサーもテツですし、隣に座った吉本の人もテツでした。私も鉄道は好きな方ですが、レベルが違いますなあ。

→ セミナーの様子です。