朝から2週間ぶりに三重県産業支援センターへ行くと机の上が書類の山。「あ~あ」と思いながら、かたづけ始めているところへ来客が。
2件の相談に対応して、机に戻り、かたづけを再開しようと思ったら、「水谷さん出かけますよ」という声が。今日の午後は亀山商工会議所の「なんでも相談会」でした。というわけで亀山へ拉致されました(笑)
ようやく夕方に支援センターへ戻ってかたづけてから、夜はアスト津の三重県中小企業診断協会・企業診断研究会に参加。今日の講師はトーマツ経営サポート代表の東松さん。私と同様、大阪と三重の中小企業診断協会に所属している変わり種です。
今回のテーマは「農業ビジネス支援における診断士の役割」。なかなか面白いセミナーでした。農業簿記では生物も減価償却の対象で、例えば乳牛の耐用年数は4年。お乳が出始めた時からカウントするんだそうです。6次産業の話なども事例が多く、面白かったったですね。志摩いそぶえ会の紹介もありました。
本日の企業診断研究会はいつもの50%増しの参加率で16名が参加。実は終わってから忘年会ですので、それ目当てに来ているんですかねえ(笑)
今、忘年会から帰ってきましたが、今日で飲み会連続第4弾目です。
Blast研究会
昨日は堺筋本町にある大阪産業創造館でBlast第36回研究会
10年前、中小企業診断士試験が大きく変わり、1次試験がマーク試験となり新制度合格組で構成している研究会です。実務補習が終わった時に大阪で打ち上げがあり、会場で濱田さんという方が呼び掛けられできた研究会。名幹事のおかげで10年にわたり、年に2~3回、研究会を開催しています。
大阪だけでなく近畿一円から参加者があり、今回は三重からも参加がありました。時たま東京からの参加組もあります。
ビールが売れなくなったのは若者が飲まなくなったせいじゃない

電子債権の利用急増 1年で倍の5万社に
知的生産の技術研究会・関西25周年セミナー
1987年9月に発足した知的生産の技術研究会・関西が25周年を迎えました。1987年といえば国鉄がなくなってJRが発足した年。大河ドラマでは「独眼竜政宗」をやっていました。
東京から八木会長に来ていただいて挨拶。その後は参加メンバーにしゃべってもらった後、昔の写真をもとに25年間の歴史について振り返りました。当然ながら皆さん、若かったですね。
メインは国立民族学博物館 梅棹資料室 三原喜久子さんに「梅棹忠夫アーカイブズー知的生産の巨大技術のなかで」というタイトルでお話しいただきました。
■知的生産の技術【岩波新書】
会が生まれるきっかけとなった名著ですが1969年7月21日の初版は45000部。
8月には3回増刷、12月には9刷となり、発刊5ケ月で26万部の大ベストセラーに現在も売れていて、90刷までいっています。梅棹先生は海外出張中でしたので問い合わせに対して秘書の藤本さんが丁寧に返事している手紙もアーアイブスに残っています。問い合わせで多かったのはB6カードが見たいという内容。今では文房具店で当たり前に売られているカードですが、この時に生まれました。
■アーカイブズ
写真やスケッチなど膨大な資料が残っていて例えば八木哲郎というファイルには八木代表とやり取りした封書などが全部残っています。
フィールドノートは同じノートを使い(規格を揃える)、ノートには通し番号を記載。またノートには必ず索引をつけ、後で活用できるようにしています。ノートは50音順や発行年月日などで単純に並べ、分類はしません。
基本は自分にも他人にもわかるように書くこと、また単語ではなくセンテンスで書き、他人が後で読んでわかるようにしなければなりません。ウーン、悪筆なんでとうていマネできませんねえ。
E-Tax用電子証明証を更新
もうしばらくすると確定申告シーズンです。E-Tax(電子申告)で必要な電子証明証の有効期限が切れたので更新に行ってきました。 手数料は500円。
更新に持っていくのは住民基本台帳カードと身分証明書。電子証明証の発行は東大阪市役所の5階の一角で行っています。まずは住民基本台帳カードを係員に渡して、更新申請書を記載。住民基本台帳カードのパスワードを入れた後、しばらくすると画面に「ペアキーを生成するのでパスワードを入れてください」と表示されます。ペアキーとは公開鍵&秘密鍵の組み合わせで、パスワードというのは秘密鍵のカギになりますが、こんな難しい専門用語をいまだに使っているんですね。
▼秘密鍵・公開鍵を作ろう
http://allabout.co.jp/gm/gc/296752/
係員が使っているソフトはなんとフロッピーに入っていて、「今時、フロッピーを使っているんですか」と言うと、「皆さん、そうおっしゃいます」という返事。E-Taxをすすめるのが国の方策なら、画面メッセージも含めて、もう少し改善した方がよさそうです。
■電子証明証の更新期間は3年のまま
更新した電子証明書の有効期限は前回と同じ3年でした。住民基本台帳カードの有効期限は発行日から10年間あり、住民基本台帳カードの中に電子証明書を入れるので有効期限もあわせてもらったら楽なんですが。
以前、有効期限を5年に延ばす法案が検討されていましたが、どうなったんかなあ。
■年末調整は戦前の遺物
サラリーマンは毎月、税金が天引きされ年末に調整しますが、この源泉徴収制度は戦争遂行財源を調達するために、1940年(昭和15年)、つまり太平洋戦争の1年前に導入されたものです。
敗戦後、シャウプ博士が日本の税制改革案を勧告をします。これが有名なシャウプ勧告です。
「雇用主による年末調整ではなく、納税者自らが税務署に確定申告をすることこそ、民主主義の基礎である」と勧告。
徴税を会社がやってくれるので税務当局はコストがかかりませんし、税金の取りはぐれがありませんので結局、いまだに続いています。パソコン業界誕生の陰にも、この確定申告がからんでいます。
▼給与所得者に年末調整が消える時
http://allabout.co.jp/gm/gc/296747/
飯田街道

中小企業金融円滑化法が終了したらどうなる
若宮八幡社
名古屋名物と言えば道路幅が100m以上もある100m道路。若宮大通と久屋大通の2本あります。
名古屋市新事業支援センターが入っている吹上ホールの前を走っているのが若宮大通。一度の信号では対岸に渡れません。時々、ダッシュして渡る人を見かけます。この若宮大通の名前の由来になったのが若宮八幡社。
めちゃくちゃ古い神社で、武内宿禰などを祭っています。もともとは那古野城(名古屋城)の近くにあったのですが家康が現在地に移して、名古屋総鎮守としました。つまり名古屋の守り神さんです。名古屋で仕事や住むなら熱田神宮と若宮八幡社ははずせませんね。
昔、境内には200歳を超える狐夫婦が住んでいたそうです。この狐の家用に洞穴を用意して祠を建てたのが連理稲荷。2本の木の枝が連なる連理木があるそうで、縁結びのパワースポットになっています。
情報化優良企業表彰
市ヶ谷駅近くにあるアルカディア市ヶ谷に出かけてきました。
各都道府県にある中小企業支援センターとタッグを組んで情報化に取り組んだ企業を表彰する情報化優良企業表彰という制度があります。もともとは全国中小企業情報化促進センター(NIC)が行っていたのですが全国中小企業取引振興協会に吸収合併されたので、現在は全取協の事業になっています。
鈴鹿で介護事業を行っているイトーファーマシーさんという事業者があるのですが、携帯電話を使ったシステムを開発して、3K職場であるヘルパー残業をゼロにする、先進的な取り組みをしています。
この取り組みと支援センターの支援状況について書類を作って協会に応募しておいたところ、最優秀企業賞(中小企業長官賞)を受賞。あわせて三重県産業支援センターも最優秀サポート賞を受賞しました。
最優秀企業は表彰式の後に事例発表をしないといけないのですが、支援センターもあわせて発表があります。イトーファーマシーさんに長めでお願いしますと依頼しておきましたが、事例発表前の日経コンピュータさんなどの講演が長引いたこともあり、時間はちょうどでしたね。今さら支援内容などを説明しても、しゃあないんで、遷宮の宣伝と三重に遊びに来るようお願いしておきました。
レセプションにも参加したのですが津波で大変な目にあった宮城の企業や遠くは沖縄の企業も参加しておりました。