株式会社ナナ・コーポレート・コミュニケーションが発行している「月刊総務」11月号に執筆しておりますので、機会がありましたらぜひご覧ください。ジュンク堂や旭屋書店など大きな本屋には置いてあります。「月刊総務」は創刊45周年になる老舗雑誌で、総務部門に的を絞っています。
執筆内容は「クラウドの導入から継続運用まで」で後ろの方P65~P76まで12ページにわたって記載しております。クラウドについて分かりやすく書いて欲しいと依頼があり、久しぶりにけっこうな字数を書きました。
シロモチくんとイシキリン
「ゆるキャラグランプリ-2011」というイベントが行なわれています。
1日に1回答票ができ、全国のゆるきゃらの順位を決めようという催しです。三重県からは10のゆるキャラがエントリーしています。
・シロモチくん(藤堂高虎の旗印)
・藤堂とらまる(藤堂高虎)
・ゴーちゃん(お江)
・ゆめはまちゃん(桑名の蛤)
・モー太郎(モー太郎弁当 松阪の駅弁)
・つつみん(津餃子)
は知っていますが、他の4つは知らないなあ。北海道の名付け親・松浦武四郎のゆるキャラ「たけちゃん」まであるんですねえ。
私の地元のゆるキャラである東大阪のイシキリンは、今回も強くって現在6位。大阪からは12エントリーしていますがイシキリンしか知らないな~あ。さすがに滋賀の「ひこにゃん」は入っていません。
津にいる時はせっせと「シロモチくん」に投票し、東大阪にいる時は「イシキリン」に投票します。でも、熊本の「くまモン」強いなあ。
▼ゆるキャラグランプリ-2011 シロモチくん
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シャネルと甲冑
雨の水曜日です。そういえば昔、「雨のウエンズデイ」という歌がありました。懐かしいなあ。
三重県産業支援センターの帰りに津にある老舗百貨店「松菱」へ。産業再生機構によって再生支援された百貨店なんですが、平日の雨ということもあり店内は閑散としていました。お客さんより店員の方が多かったですね。
松菱の1階のエレベータ下に甲冑が7つ並んでいました。一番奥は特徴的な藤堂高虎の甲冑(唐冠 大脇立兜具足)。これら全てが手作りなんですから、すごいですね。
NPO三重ドリームクラブが行っている手作り甲冑教室の作品で、今週の土日に行われる津まつりで使われます。高虎時代絵巻という1608年の安濃津城入城をモデルとした行列があり、早い話がコスプレです。
それにしても甲冑が置いてある松菱1階は化粧品売場で、すぐ隣がシャネル。化粧品と甲冑という意外な取り合わせになっています。まあエレベーター下というデッドスペースなので仕方ないのですが。
コンビニ配送は大変!
今日の夜は津駅前で中小企業診断協会・三重県支部の企業診断研究会。IT活用による経営革新事例と運送業界の業務改善事例がテーマでしたが、運送はコンビニ配送の話で面白かったですね。
コンビニに配送トラックが止まっていて納品しているところを見かけますが、あの車両はコンビニチェーンのものではありません。車両にコンビニ・
マークが書かれていますが、配送センターを管理している事業者から委託された運送業者の車です。車の目立たないところに有限会社何とかなど社名が書かれて
います。小規模事業者が多く、本日の事例は弁当ばかり1日3回輸送している事業者の事例でした。
コンビニ店舗へは弁当、雑誌、冷凍、常温(酒、缶コーヒ)など分類によっていろいろな便があり、1日に何回も配送が行われます。運送事業者は配送
センターで店ごとにピッキングして車に乗せて、5~8店舗を配達しますが標準時間が決まっており決められた時間より早く着くとペナルティになります。弁当
の廃棄が終わってないのに新しい商品が並んでは駄目など、いろいろ理由があるそうで反対に交通渋滞の遅延があるので遅れるのはある程度、認められていま
す。ただしあまり遅いとフランチャイズ契約している店主からクレームがとんできますので、やはり標準時間に収めないといけません。
車両にはタコグラフやGPSが積まれていますので、どこで休憩していたかもばっちり分かります。大変な世界ですね。単純に運べばよいという世界ではないので、半分ほどは辞めてしまう業界なんだそうです。
桜島が噴火
親戚の結婚式で鹿児島へ。
新大阪から鹿児島中央へ「さくら」で移動。座席が4席でいいですねえ。せっかく鹿児島まで来たので仙巌園へ。昔は磯庭園って言っていたのですが名前が変わったんですね。島津家の反射炉などがあります。
タクシーでホテルに向かう途中で桜島が噴火。
風向きが逆なので市内に火山灰は流れていませんが、先週は市内に積もり大変だったそうです。粘着性が高いため雨が降っても流れないそうで、鹿児島では月に1回、火山灰をいれるための袋が10袋配られるそうです。
たま電車
せっかく和歌山まで行ったので、たま電車に乗って来ました。正式には和歌山電鐵・貴志川線です。
和歌山駅から終点の貴志駅まで30分ほど、片道360円です。稲刈りしている田園地帯を2両編成の電車が走ります。乗った電車はイチゴ電車で電車の中はイチゴの装飾だらけ。平日なので電車に載っている観光客はチラホラ程度で、後は途中で乗り降りする地元の人です。
さて貴志駅に着きましたが駅がネコ型になっている以外は何もないところですね。タマ駅長はガラスの向こうの座布団の上でぐったり寝ていました。帰
りの電車を待つ間、駅舎の中には喫茶コーナーで巨峰ジュースを。喫茶で座っていると次々と観光客が「タマだ~あ」と入ってきます。みんな、車で来ているん
ですねえ。
猫一匹でこれだけの観光効果があるとはすごいなあ!三重県の北勢電鉄や伊賀鉄道も動物駅長でがんばらないと。JR予讃線・卯之町駅まうさぎ駅長なので、やっぱりポチ駅長かなあ。
和歌山へ
本日は和歌山商工会議所で「あなたのお店パワーアップ講座」。7月から5回シリースで行なっている講座の最終回で私は最終回のIT講座を担当。夜開催の講座ですが皆さん、熱心でした。
夜の講座でしたので、本日は和歌山に宿泊。知り合いとさっきまで飲んでホテルへ戻ってきました。ダイワロイネットホテル和歌山という和歌山県立医
大の跡地にできたホテルなんだそうで、目の前が和歌山城です。窓からお城が見えるのはいいですねえ。夜はライトアップされ、23時まで点灯していました。
明日は仕事の予定を入れていないので、のんびり東大阪へ帰る予定ですが、どっか観光して帰ります。秀吉が水攻めした太田城は残っていないのと知り
合いに聞くと今は住宅地になってしまって碑しか残っていないということでした。雑賀城は土塁などが残っているはずなので、そっちまで足を伸ばそうかなあ。
Facebook入門からビジネス活用まで
昨日は大阪産業創造館で知的生産の技術研究会・関西の9月セミナーを開催。
タイトルは「Facebook入門からビジネス活用まで」で講師はEプレゼンス代表の川北睦子さん。なぜか三重県はTwitterや
Facebookのソーシャルメディア先進県で、毎週のようにセミナーが行われ、川北さんもよく講師をされています。当日は四日市市からおいでいただき最
新の話題を話していただきました。
知研関西セミナーは月に1回開催していますが、世話役がめんどくさがりなので予約制ではなく、時間があったら来てねという形にしています。ですのでセミナーが始まるまで何人来るか分かりません。いつもは大体、10名前後とこじんまりとやっています。
ただ今回はFacebookという旬の話題なので大阪産業創造館の大きめの研修室を予約。次々と入場者があり、48名入る会場がほぼ満員。もう少しで立見がでる状況で危なかった!
1998年12月にオフィス佳耶モデルエージェンシー代表の山本佳耶さんに「パリ・ミラノコレクション出演のプロモデルがあなただけにそっと教え
る5歳若く見える知的ファッションコーディネート術」では、どこで聞きつけたのか見たことがないおばさま方で一杯。当時、子供が行っていた保育所の所長ま
で来ていて、「5歳といわず10歳若返るにはどうしたら」という質問を講師にしていました。こちらはもう少し小さな会場で次々にイスを運び入れましたが、
結局、立見が出る盛況に、今回はあれ以来の盛況でした。
江戸川乱歩
名張シリーズです。(笑)
怪人二十面相・明智小五郎・少年探偵団と言えば推理作家の江戸川乱歩です。
江戸川乱歩は三重県・名張市生まれで、住んでいた家は公園になっています。もっとも住んでいたのは2歳までで、このあと父親の転勤で亀山、名古屋
へ移ります。苦学して早稲田大学に通い、卒業後は貿易商、造船所事務員、古本屋営業、ラーメン屋など色々な職につき、この体験が小説の貴重な糧になりまし
た。フリータの元祖みたいな職歴です。
鳥羽の造船所に就職していた時があり、この時に奥さんを見つけています。「パノラマ島奇談」は鳥羽の離島がモデルになっています。鳥羽のあと上京し、団子坂上(本郷)で兄弟三人と三人書房と名付けた古本屋を始めます。「D坂の殺人事件」のD坂は団子坂です。
江戸川乱歩は知り合いの選挙応援演説のため名張へ出かけています。60年振りでした。応援演説は名張駅近くの宇流富志禰神社で行われ、すごい聴衆が集まりました。「我が夢と真実」という自伝に出てきます。
木屋正酒造から「幻影酒」という大吟醸が出ています。
夏見廃寺
この間、名張へ行った時に夏見廃寺を見てきました。
夏見廃寺は夏見の名張市中央公園の中にあるのですが、公園入口の看板には載っていないし、場所がなかなかわかりにくいですね。歩いていたらようやく入口を
見つけて、奥に入っていくと壮大な寺院跡がありました。塔、金堂、講堂跡の礎石や寺を取り巻いていた築地跡などが残っています。枚方に百済寺跡があるので
すが、あんな感じですね。
夏見廃寺は大来皇女が建てた昌福寺のようです。大来皇女は天武天皇の皇女で初代斎王として伊勢の斎宮へ行っており、弟が大津皇子で寺を建てたのにはいろんな思いがあったのでしょう。
写真は隣の博物館にあった金堂の復元です。